ろ布交換作業の流れ
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ろ布交換作業の流れ
- 1. 粉塵飛散防止養生(下部マンホール部)
- 施設内を養生することにより、ダイオキシン類を含んだダストが外部に流出するのを防ぎます。仮設養生の出口にはエアシャワーを設置します。
また、飛散したダストが、集じん機周辺の機器類に入り込んでしまうと、故障の原因になってしまうので、機器周辺は特に丁寧に養生します。
- 2. 施工前
- まずは、集じん機の上部に上り、点検口の開放を行います。 ろ布の取り外し、取付けはここから行います。
- 3. 施工中
- 施工致します。
- 4. リテーナー取り外し施工中
- 点検口を開け、リテーナー(保持器)を抜き取ります。 リテーナーは、腐食及び歪みのチェックをしながら実施します。
- 5. リテーナー取り外し後
- リテーナーを抜き取った状態です。この状態からホッパー内に一本ずつろ布を落下させて外していきます。
取り外した使用済みのろ布には、ダイオキシン類を含んだダストが付着しているので、飛散防止のため密閉袋に入れておきます。
- 6. 既設ろ布取り外し後
- ろ布を取り外した際に、すばやく蓋をする事で粉塵の飛散を防ぎます。
- 7. 新ろ布取付施工後
- ろ布を取り外し、集じん機内を清掃した後、新規ろ布を取り付けます。 ろ布取り付け後に再びリテーナーを取り付けます。
- 8. ろ布取付け後(芯出し調整前)
- この時点ではろ布の感覚がバラバラで、隣と接触している部分があります。これを少しずつ調整していきます。
- 9. 新ろ布取り付け後(芯出し調整後)
- 集じん機が効率よく作動するよう、縦横の感覚を平均的にあけるように調整してあります。
上部作業者と下部作業者が連絡を取り合いながら行います。 ろ布同士が接したり、間隔が開きすぎてしまわないように注意して調整します。
- 10. プレコート施工中
- 正式にはプレコーティングといいます。
ろ布の表面を守るため、また適切な差圧を保つため、ろ布の表面積1m2あたり200gを基準に珪藻土等を噴霧します。
このプレコーティングは、実施手順、ろ布の材質による差圧調整、使用材料の選定など、施設によって異なる部分が多いので、以前の資料や現在の状況などを見て慎重におこないます。